2018.05.11瀬永能雅先生の日本画作品 「狼」をお仕立てました!
日本画家 瀬永能雅先生の作品をお仕立てさせて戴きました。
今回、瀬永能雅先生の日本画作品を「バッファローの毛皮」を使って
掛軸にお仕立てさせて戴きました。
これまで、着物や牛革で掛軸にお仕立したことはありましたが、
獣毛素材のお仕立ては初めての経験でした。
普段使用する掛軸専用の布(裂地(れっち)と言います。)の厚さは
せいぜい0.2~0.4㎜程度ですが、
今回の「毛皮」は厚さが3~4㎜程あり、普段の10倍近い厚さでした。
瀬永先生にバッファローの皮を「なめし処理」して戴き、
作品をお預かりしましたが、毛並みの処理や掛軸の軸棒部分は、
ひと工夫をしてお仕立てさせて戴きました。
作品の「狼」のモデルは、この3月まで名古屋市の東山動物園にいた
「ヒカル」君だそうです。
現在は、「神戸どうぶつ王国」にお引っ越しをして、
「イケメン」ぶりを発揮しています。
今回「狼」を画題として取り上げられた「瀬永能雅日本画展」が、
来週5月16日(水)から22日(火)までの一週間、
愛知県豊田市の豊田画廊にて、開催されます。
この掛軸も展示されますので、
是非是非、皆様にご覧戴きたいと思います。
宜しくお願い致します!
詳しくはこちらの各ページをご覧ください!
豊田画廊HP:http://toyotagarou.jp/
瀬永能雅先生FB:https://www.facebook.com/profile.php?id=100007611166218
東山動物園:http://www.higashiyama.city.nagoya.jp/
神戸どうぶつ王国:https://www.kobe-oukoku.com/friend/