2016.02.26着物で掛軸のお仕立てをしました
先日、当地でご活躍の日本画の先生からのご依頼で
「お持ち込みの着物」を使って掛軸にお仕立てしました。
先生は先日開催の第2回日展東海展の日本画(第1科)にご出品され、
全国巡回指定作品にもなりました。ご縁あって、この度お仕事をさせて戴きました。
作品は、短冊に描かれた鶯です。持ち込まれた生地は元々着物で、白梅と紅梅がとても上品に織り込まれた〝はんなり〟としたものです。
先生のイメージに合わせて色合わせや布取り、寸法合わせなどをして完成しました。
着物を用いた掛軸 | 掛軸の天(上)の部分 | 掛軸の地(下)の部分 |
表装は作品の題材やテーマに合わせてお仕立てします。作品のモチーフや季節感を織り込むためには、お持ちの着物や風呂敷、手ぬぐいやスカーフなどもご利用戴けます。
今回は、このようなご縁を戴いて本当に感謝しています。
ありがとうございました!