沖縄の「お持ち込みの着物」を使って、オリジナルの掛軸をお仕立てしました。

 

先日、愛知県知多市在住の日本画家 神谷由美先生からのご依頼で、掛軸をお仕立てしました。

 

神谷先生は沖縄八重山諸島の竹富島と小浜島にスケッチに出掛けられた際、ご当地で見つけられた「八重山ミンサー織」と「紅型（びんがた）」の着物をお持ちになり、工房の白い正絹布を使って、創作掛軸（オリジナルの掛軸）のお仕立てをされました。

 

2幅は色違いの構成で、洋風の作品に和風の布を組み合わせ、着物をリメイクして、沖縄の青と緑を織り込み、爽やかな印象に仕上げられました。このデザインは神谷先生のオリジナルです。先生のご活躍はこちらをご覧になってください。
http://yumi-kamiya.blush.jp

 

 

空と海をイメージ	作品の上下には紅型の着物	青のミンサー織りの着物
草木をイメージ	作品の上下には紅型の着物	緑のミンサー織の着物

作品のテーマやモチーフに合わせて、着物や風呂敷、手ぬぐいやスカーフなど様々な素材もお仕立てのポイントになります。オリジナルの掛軸大歓迎です！

 

今回も貴重な体験とご縁に恵まれました。

ありがとうございました！