2017.02.26第61回 現代書道二十人展
今年も名古屋松坂屋美術館で開催の「第61回 現代書道二十人展」
に行きました。
今回は、開催二日目の日曜日の午前中に行きました。会場は日曜日ということもあり、入場者に溢れ、幸い出品書家の「新井光風」先生のギャラリートークを聴くことができました。
トークの内容は、①作品の書風、②常日頃考えていること、③出品作品について、④鑑賞の仕方について、というものでした。その中でも特に面白かったのは、④鑑賞の仕方でした。
普段、様々な展覧会に行きますが、どのように作品を鑑賞するのが良いのか、
改めて教わったこともなかったので、とても興味深い内容でした。簡単に触れますと「直感で愉しむ」「書体の線を心で感じる」「書の余白や空間に奥行きやエネルギーを感じる」ということでした。
また一つ、愉しみ方のコツを教わった有意義な展覧会でした。
勿論、表装の細やかな作り込みや色合わせ、お仕立ての妙味も味わえました。
流石、現代を代表する先生方の展覧会ですね!
心のひだを満たされた休日でした。