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よくある質問

これまでにお問い合わせの多いご質問を紹介致します。

掛軸について

古い掛軸も修理できるの?
掛軸のことなら何でもご相談ください。掛軸専用工房ですので、新しい作品はもちろん、古い掛軸の修理や修復も承ります。職人が仕上げる伝統的な手表装による製法から、特殊加工和紙を使用した現代機械表装の製法まで幅広く取り扱いがあります。
古い掛軸の修理や修復は専用サイト 掛軸屋.net(http://www.kakejikuya.net/)にお立ち寄りください。
表装にはどんな種類があるの?
主に5つの表現方法があります。掛軸、額、屏風、衝立、巻子(巻物)ですが、最近は掛軸、額、巻子(巻物)が好まれます。掛軸は収納に便利で場所を取りませんので、展示や保管にお勧めです。
作品にあった表装ってどんなもの?
お客様の好みやイメージを具体的に形にすることが、表装(おもてをよそおう)する目的です。なので、作品の季節感や内容にあった色合わせや柄模様を選ぶことがポイントです。他には作品を描かれた方が女性か男性か、学生さんかご年配の方かによっても布選びの参考にしてよいと思います。また、飾られる場所の配色を考慮に入れてもよいかもしれません。いずれにしても作品だけでなく、表装も含めた全体が作品を表現するものなので、完成品をイメージしながら創作されることも大切かと思います。
世の中の一品をお仕立てすることが私達のテーマです。
どんな作品でも表装できるの?
表装する作品はもともと紙か布がほとんどです。掛軸にされる場合は作品を「巻く」ことができれば、製作できます。最近では様々な種類の紙が販売されていますので、作品本紙が硬かったり、厚かったりする場合には巻けるような下地の処理が必要になります。一方、額や屏風など平面に「貼り込む」ことができる作品は、本紙が多少、硬かったり厚かったりしても問題ないかと思います。こうしたことも作品をお預かりしたうえで、お客様に詳しくお話しさせていただきますので、ご安心ください。
作品を仕立てる時の注意点は?
表装する過程で、作品のしわや折れた部分を伸ばすために若干の水を使います。なので、水をかけて滲んでしまう道具(筆ペンや水彩絵の具など)を使われた場合は、特に要注意です。最近はメーカーさんの製品も種類が多くなり、一見すると区別がつかない道具も増えました。また、描かれて間もない作品は、墨や膠(にかわ)が十分に乾燥していないこともありますので、A.お急ぎコースをご依頼のお客様は要注意です。
描かれて間もない乾燥していない作品の場合、当社のスタッフにその旨お話しいただけると作品の滲みのトラブル防止になります。道具のパッケージに記載してある注意書きなどを十分にご確認ください。下記に注意すべき代表的な文具の一例を記します。
・筆ペン、サインペン
・万年筆、ボールペン
・インク系の印鑑、スタンプ
・一部 (主に染料系) の墨液、ねり墨
・にかわの希釈が薄い顔彩 など
初めて表装しますが大丈夫ですか?
ご不安な点やご不明なことは遠慮なくお問い合わせください。お勧めの表装から完成品のお取り扱いに至るまで、疑問点を詳しくご案内させていただきます。
完成品の取り扱いで注意することは何ですか?
表装製品はそのほとんどが紙と布でできていますので、湿気や高温は大敵です。
また、額や屏風はかなりの重量になるものもありますので、持ち運びや運搬にはご注意ください。乱暴に扱うと破損する場合がありますのでご留意願います。
大きなもの(小さなもの)でも大丈夫ですか?
大丈夫です。サイズが幅:2m×長さ:3m以上の作品の掛軸をお受けしたことがあります。また、小さなものは5~6cm角の作品をお仕立てしたこともあります。まずは一度ご連絡ください。いろいろとご提案をさせていただきます。
子供の作品でも仕立ててもらえますか?
もちろんです!お子様の作品は何よりも頑張ったあかしです。ご予算に応じて様々ご案内できます。掛軸の形式は、紙製から布製まで、簡単なものからしっかりと作り込んだものまでいろいろとあります。スタンプや入賞の札などが貼られている作品もご相談可能です。
手形や足形なども仕立ててもらえますか?
掛軸や和額に入れる場合には、作品の裏打ちをするため、作品を湿らせて「しわ」を伸ばしますので、水分で滲まないことが必要です。また、掛軸の場合には巻いて収納しますので、巻ける程度の薄い紙でなければなりません。滲まないことと巻けることがポイントです。
傷んだ作品も表装してもらえますか?
何年も前に書かれた作品は破れていたり、黄ばんでいたりそのまま表装するには少し残念なことがあります。事前に「手を入れる」方が良い場合はしっかりとアドバイス致します。また、古い掛軸や額、屏風などの修理・修復の場合は専用サイト「掛軸屋.net」がありますので、ご利用ください。